私はWeb媒体でも紙媒体でも『ちいかわ』を全く追っていない*1のですが、友人に誘われて『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』をみました。
見終わった最初の感想は、「本当に素晴らしい」でした。アニメーション、音楽、作劇、すべてにおいて隙がありません。特に音楽が良いですね。
二つ目の感想は「これ、ダメでしょ」でした。こんな素晴らしいアニメーション・音楽・作劇を伴って、何故ちいかわをいじめることに精を出しているのか。そんなに「かわいそうはかわいい」か。キュートアグレッションが好きか。
そもそも「かわいい」にあまり乗れないし、「かわいそうはかわいい」にはもっと乗れない感じがする......。
いやまぁ、「くぅ~~~~ナガノの狂気たまんねぇ~~」というヘラヘラしたノリが感情の5割くらいを占めていますが、残りの5割でとてつもない居心地の悪さを覚えたのも事実です。
『映画ちいかわ』のこの違和感について、今回は考えていきたいと思います。
以下、ネタバレ注意。
- 1.『映画ちいかわ』の異様さ
- 2.かわいさ至上主義
- 3.露悪ですらなく
- 4.『ちいかわ』と子供
- 5.おわりに
- 参考文献
*1:が、タイムラインに流れてくるので「ナガノの狂気」等のミームは知っているし、セイレーン編のあらすじも知っていた。